
今、転職、退職を考えている方に7つの注意点があります。
よく考えて、注意して行動してください。

1、 転職、退職のタイミング
転職のタイミングはそれぞれ違います。企業の方針がかわったり、あたらしく上司が赴任してきたり。
ちょっとしたミスでモラハラやパワハラの対象になったり、転勤、出向を言いわたされたりと原因はそれぞれ個人によって違います。
40代後半、50代の転職はそう甘くはないので、転職先が決まるまで絶対に会社を辞めないことをお勧めいたします。
この年代の求職活動は4ヶ月から半年かかると言われております。
希望の職業につけて、転職が成功したと言えるひとは、希望者の5%にも達しません。
人材をとる企業も人件費が高い分だけ慎重になり、新卒採用とは訳が違います。
退職を決めて履歴書をつくり数社まわって、新しい就職先が決まってからの退職が
良い選択です。
退職については、1ヶ月以上前に企業に申し出る必要はあります。
2、 雇用契約書の内容に沿って退職手続きをする。
企業によっては、雇用契約書以上に、あなたを引き止めたりすることがあるかもしれません。
新たに決まった企業が許容するならば退職時期を延ばせば良いですが、許容されない場合は退職する企業と話あって決める必要があります。
調整が困難になっても許容範囲内で調整すれば良い、あなたの人生なので、前企業はあなたを便利に扱っていて今後のあなたの人生に責任も取りませんので新しく決まった企業を優先して、退職してください。
今働いている企業との雇用契約書を読み、退職するにはいつ退職届けが必要を確認してください。
3、 就職活動は長期化する可能性があので行動は早く。
また就職活動での面接の際には必ず、現在、勤務しておる旨を必ず伝えてください。
明日からすぐ来てくださいとか言われても、現在の会社も突然のことで対処できなくなり、
今まで勤め上げた会社と最悪の関係で退職してしまうことになります。
もし、新しい会社があなたに、無理に就業開始日程を押し付けるようならば、その新しい会社には
いかない方が良い。今後もあなたに無理難題を押し付けてきます。
4、 正社員になるのか非正規雇用になるのか
40代 50代の転職にあたり正社員として雇用された場合と非正規雇用では大きな違いがあります。
非正規雇用 とは?
- 1、給与が少ない、退職金や賞与(ボーナス)の支給がない(支給されるとしても、正社員より条件が厳しいうえ、より少額になる)。
- 2、雇用が不安定 終身雇用のない、有期雇用で最長でも3年程度しかない。(雇用契約書による)
- 3、キャリア形成の仕組みが整備されていなく能力開発の機会に乏しく、いくら就労を重ねても知識・技能・技術が蓄積されないといったデメリットがあります。
しかし、現在多くの企業が40代 50代を雇用する場合、非正規雇用を採用しております。
正社員雇用は非常に少なく、狭き門と考える必要があります。
就職活動、面接の時に必ず、あなたの雇用形態を確認してください。
5、 収入が下がると覚悟する。
あなたが、ヘッドハンティングや高いスキル、すばらしい実績がないかぎり収入は下がると考えてください。
とくに、今の日本の経済状況やAIやテクノロジーの進歩で企業は固定費、人件費の削減の傾向にあります。特に一般職、営業、事務職での転職は企業はそこにコストはかけたくないと考えています。
比較的、難易度の仕事を探し、時間の余裕をつくるようにして副業を持つという事も考えみてください。
6、 就職先がブラック企業かどうか調べる。
40代 50代の転職は買い手市場です。企業側が圧倒的に有利です。
中高年を安価で採用する企業には気をつけてください。調べる必要があります。
雇用されてから、膨大な仕事をさせられて、プライベートな時間がほとんどなくなるような
話は良く聞きます。時間をかけず、焦って入社してしまって、すぐにやめてしまうケースも少なくありません。
より多くの企業を訪問、面接して自分のライフスタイルにあった就職先を見つけることが
長く勤める最善の方法です。
7、 色々な方法で就職活動をする 。
40代 50代になっていますので、それなりの社会モラル、常識もありますから、
安心して色々な就職活動をしてみてください。
- 1、インターネットの就職サイトへの登録。
- 2、人材紹介会社、派遣会社への登録
- 3、新聞、雑誌、広告
- 4、ハローワーク
色々なアプローチをこころみて、今のあなたがさがしている業界について情報を
たくさん見て下さい。業界のこれからの動向や、もとめている求人の条件等が
解かってきます。色々なサイトではどこがいいとか比較がありますが、数多く当たってみて
そのなかであなたの未来にあう会社を探してください。
まとめ
- 転職のタイミングのタイミングはそれぞて違うが、就職が決まってから退職をする。
- 今の会社の雇用契約書をみて退職届けの提出する時期を確認。
- 求職活動は長引くので早いめの行動が必要。
- 新たな就職は正社員になるのか非正規雇用になるのかを確認。
- 収入が下がると覚悟する。
- 就職先がブラック企業かどうか調べる。
- 色々な方法で就職活動をする。