

40代 50代中高年になってくると、今更経歴書とかの書き方はわかっているとたかをくくって
手を抜きがちになります。経歴書や必要書類はあなたの第一印象になってきます。
いくら経歴やスキルを持っていても、先方に礼をつくすことは社会人として当たり前のことです。
そこが欠けていると、先方の採用担当者もあなたをそのような目でみて、評価をさげます。
履歴書、応募書類の書き時の注意点
1、手書きにする。
パソコンで履歴書や経歴書を書く人が多いですが、職務経歴などは、確かにパソコンの方が見やすく、
画像などを入れてアピールすることは必要です。
こと履歴書に関しては、市販の履歴書を買って手書きをおすすめいたします。
何枚も書かないといけなくなるのでついついパソコンで書いたり、コーピーを撮ったりしますが、
その1枚があなたの第二の人生を決めるものだと思い1枚1枚、思いを込めて手書きにして下さい。
ボールペンは水性のものを使い、消せるボールペンはやめておきましょう。
また修整テープも使用せず、間違わないように慎重に書いていきましょう。
2、経歴や資格、学校名は正式名称で書く。
会社名や、資格、実務の経歴、学校名は正式名称をかきます。
年号などもアルファベットの大文字で表すのではななく、正式な名称を使いましょう。
学歴は、高校からにしましょう。小学校や中学校は不要です。
自動車免許→「普通自動車第一種運転免許」
高校→高等学校
英検2級→文部科学省認定実用英語検定2級
TOEIC700点→TOEIC公開テスト700点取得
3、年号や数字を揃える。
年号表記にするか西暦表記にするかの規定はありませんが、見やすいように統一しておきましょう。
4、誤字脱字のチェック
中高年になって誤字脱字は非常に恥ずかしいことです。
時間をかけてチェックしましょう。
分からなければ、パソコンやスマホで調べましょう。
5、送付状を添えましょう
封筒に、履歴書だけを入れて送るのはやめましょう。
必ず送付状添えて送りましょう。郵送の場合も持参の場合も送付状は添えておく。
送付状はパソコンで作成しても大丈夫です。
送付状の内容は
・日付・・・提出日にする。送付状、履歴書や必要書類の日付を統一する。
・あて先・・・応募企業の正式名称を使う。(株)などの省略形式は使用しない。
また採用担当者の所属部署および肩書きも同じように正式名称を使用、末尾に「御中」をつける。
採用担当者氏名が分かる場合は担当者氏名もつけて末尾に「様」を加える。
氏名が不明な場合は「採用ご担当者様」にする。
・自分の連絡先・・・郵便番号、住所、電話番号(携帯電話番号)、氏名の順に右よせで記入します。
・本文・・・拝啓からはじめ敬具で結ぶ。
前文、応募の経緯、簡単な自己アピール、採用検討のお願い、結び句。
あとは、応募書類の目録を書き入れます。

6、封筒
A4サイズが入る大きめの封筒でおくる。
必要書類をフリアファイルにいれる。(送付状、履歴書、職務経歴書その他の順)
封筒には「応募書類在中」と赤色のボールペンで書き、同じく赤色ボールペンで四角に囲みます。
封筒の左に書き入れます。
7、郵送の場合
郵送の場合は一応、郵便局で重さ測って切手をはりましょう。料金不足は応募採用には致命的となります。
先方企業の住所についても省略形式を使わず、何丁目何番何十号、ビル名や階数も明記します。
持参する場合は切手や住所は必要ありません。
また、封筒は糊付け密封は必要ありません。
汚したり、折ったりしないように心がけましょう。
第二の人生を決める転職活動になります。初心に帰ったつもりで丁寧にひとつひとつこなしていきましょう。
中高年の転職は時間がかかります、また多くの企業に履歴書など必要書類を送るようになりますので、
心おれないように1枚1枚に心をこめて書いていきましょう。