40代 50代 中高年 境界線をもつ

40代 50代の中高年になってくると、円満に仕事をすすめるために色々なテクニックがついてきて、

上手く社会で立ち回る癖がついてきます。

誰も傷つけないように、怒らさないように、しがらみをいっぱいぶら下げて仕事をこなしていきました。

それでも、会社が利益をだしてチームが団結して結果を出すことができるならばと、

自分の意見や主張を言わないようにして仕事に打ち込んできました。

いつしか中高年の周りにはしがらみがいっぱいになっています。

また、会社の命令にも忠実にしたがってきて、無理難題もだましだましこなしてきて

自分にできないことも、他の社員に協力してもらって、自分の実力以上の仕事をしたり、

したくない仕事までも、こなしていくのが普通になっています

無理をして仕事をしていると、あんなに楽しかった仕事が年を重ねるごとに楽しくなくなって、

仕事が上司の命令や会社の方針をこなす作業となってしまい。

結果、転職や退職を考えてしますようになります。

3つの境界線を持つことにより、自分を取り戻してみましょう。

1、取捨選択をする。

自分にできることと、できないこと。

やりたいこととやりたくないことの境界を明確にする。

能力的にできるがやりたくないこと。

2、能力の境界線

出来ること出来ないことを自身のなかで明確な境界線をもつ

出来ないことを認め、自身の内側に目を向ける。

それで断ったとしても何も失うものはない。

失敗する可能性を極力少なくする為にも能力外のことはしない。

能力に境界線を越えて普段より一生懸命に作業しても

それに見合う対価や感謝はない。

3、尊厳の境界線

能力的にできたとしても、したくないことはすべきではない。

はっきり言って時間の無駄。

やりたくないことははっきり断るべきです。

もし、断って関係が悪くなるようならばその人とは以降かかわらない方が良い。

この3つの境界線をもつことにより、時間の浪費をおさえ、学びやより高いレベルでの

自分の仕事をできる環境をつくっていくことが必要です。

あなたから見ると円滑に仕事が行なえてないように見かもしれませんが、あなたが自己犠牲して

円滑に進めた仕事は、今後もあなたが自己犠牲を続けていかなければならなくなります。

もしかしたらその仕事はあなたの自己犠牲よりも、その会社で知恵を絞ってもっと

いい解決法がでたかもしれません。

むしろそのほうが、今後会社組織としてその問題に取り組めて、見えなかった問題をうきぼりにして

解決できていたかもしれません。

あなたの自己犠牲はあなた自身の自己満足であったかもしれません。

この境界をもつということは、あなたにもまわりにも必要なことです。

日本の教育がこのように自己犠牲することが美談になり、賞賛されるように教えてきたので、

40代50代の中高年は自己犠牲をしたがります。

社員の自己犠牲でをあげている成果 は、もろく壊れやすいです。

自身の内面と向き合い、できることできないこと。

やりたい事。やりたくない事を明確にすることは、あなたにも、組織にも必要なことです。

時間の余裕、精神の余裕がでて成功に近づいていきます。

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