

50代の転職は厳しいものがあります。
やり方や考え方を間違えると、長期化したり、条件を引き下げたり、自信を喪失して負の連鎖を起こします。
失敗しないようによく考えて行動しましょう。
50代がやりがちな転職活動
- ハローワークに頼りぱっなし
- 転職サイトにまかせっぱなし。
- 経験や実績を自慢的にアピール。
1、ハローワークに行く
失業保険などの手続きの為、ハローワーク(公共職業安定所)にいきますが、そこで転職先を一生懸命探す。
しかし50代の転職活動には有効に活用できません。公共の機関で信頼できるはずと思いがちですが、
実情は人材募集にあまりコストをかけたくない中小企業が掲載されています。
地域密着的な仕事を探すのであれば良い面もありますが、やはり人材募集にコストをかけ、
良い人材を求めている企業のほうが安心感はあります。
ハローワークにはたくさんの求人があるかのようにみえますが、実際は期限切れのものも多く、
また相談コーナーに相談してみると、50代には厳しく、条件の見直しや、仕事を選ばないようにと指導されます。
ハローワークだけに頼るのは長期化につながり、あなたの希望する条件でさがすにはとても危険と言えます。
2、転職サイトにまかせっぱなし。
インターネットの普及により、転職サイトを利用した転職活動が今は支流になっています。
2-3社の転職サイトに登録して、経歴書や履歴書を作成して条件を打ち込んでいるだけでは
良い転職先は見つかりません。
少なくても、6-7社の転職サイトに登録して、担当者に直に電話などして、コミュニケーションを
積極的にとっていきましょう。
ほとんどの20代30代の転職サイトは若者向けのサイトなので、40代50代の実績のある転職サイトを
さがして登録しましょう。
雇い入れる企業側にしても、50代のあなたを採用することは、人件費コストかかり、
経験や実績があり社会的に出来上がっている人材を雇うことは、博打に等しい、
そのことを忘れずに担当者とよくコミュニケーションをとりながら謙虚に探していきましょう。
3、経験や実績を自慢的にアピール。
転職サイトの登録するときも、経験や実績を書き連ねることは必要ですが、求められているものは
、事実としても経歴、実績であなたの自慢話ではありません。
どのような経緯で何を経験をして、どのようにその時の企業にどんなメリットを与えたかであって、
自慢話にするようなものではありません。
もちろん、あなたの実績や経験には自信を持っていてもよいのですが、
その実績や経験が転職先の企業にとってどれぐらいの価値があるのかが問題です。
50代になれば誰しも実績や経験はもっています。、しかし新しい転職先はあなたに、
何を求めているのか十分理解しておかないと、若手をまとめるマネジメントを求めているのに
、現場での実績と経験の話だけされても、ただの自慢話になってしまい、
結果、採用されなかった時に自信喪失になっています。
50代 転職成功のポイント
1、あなたの市場価値を分析する。
自分ではなかなか分かりにくいので、実績と経歴をまとめて、転職サイトの担当者に見てもらい、
客観的にあなたの市場価値を聞きだすのも良いでしょう。
とくに50代で多く求められるのは、転職先での社員のマネジメントと教育です。
この部分も実績と経歴に入れ込んでおきましょう。
部下が何人いて、部署での売り上げや、その売り上げは会社全体の何割くらいなのか。
また新人教育の経験に有無なども書き加えておきましょう。
2、積極的な転職活動をする。
50代の中高年にはなかなかプライドが邪魔してむずかしいかもしれませんが、
いまは、転職だけのことを考えてプライドは少し置いておきましょう。
50代の転職はそれほど難易度がたかいと認識して、色々な転職サイトや求人誌に眼を通し、
ダメでもともと的な考え方で、できるだけ多く応募していきましょう。
転職サイトの担当者にもあなた自身を客観的に判断してもらい、譲歩できる条件は譲歩していきましょう。
50代の転職は厳しいですが成功者もいます。
経験や実績、能力やスキルを自己分析して、自分の市場価値はしっかり見極めて、転職活動をしていきましょう。
また、プライドも少しのあいだ横に置いて、がむしゃらに探す必要があります。