

50代に大台にのっていまったら、世間のあなたをみる眼もかわってきます。
また誰よりもあなた自身がその違いに気づいているはずです。
髪の毛に白いものが目立つようになったり、今まで見えていた近くのものが見えにくくなったり、
今までできていたものが、出来なくなったり、時間がかかったりと肉体的に変化ができてきます。
また精神的にもあれだけ若い時は何事にも貪欲で、好奇心もあったのに、
何かを悟ってしまったように欲が少なくなって、穏やかになってしまっています。
昔のように反骨心や反抗心などのギラギラしたものは無くなってしまいます。
50代の生き方を決めるために自分と向き合う時間をつくる。
穏やかな気持ちになった今でこそ、自分と素直な感情で向かい合ってみてください。
これからの人生のことや、パートナーのこと、どのように子供たちと、大人として付き合っていのか。
色々と考える時間をとったり、答えを出すために、読書をしたり、ネットで調べたりと、
インプットの時間をたくさんとって、答えを導くようにしていくと、今までとは違う世界が見えてきたり、
あらたに興味がわくものと偶然に出会うかも知れません。
自分と向き合うことは、何も知識のないまま停滞して考えるのではなく、
向き合うことで生じた問題に対して答えを導きだすために、知識を入れていくと言うことです。
考える時間を持つためには、生活や仕事に余裕がないとできません。
今、50代になって仕事もそつなくこなせるようになってきて、子供たちもある程度、
成長してそれぞれ自分の世界をもつようになっています。
世の中も仕組みや、複雑さも理解できている今だから、少し立ち止まって時間をつくる試みをしてみてください。
この立ち止まりは、後々の人生にとても有意義な時間になります。
けっして50代の前半に焦らないでください。この50代の前半の過ごし方で、大きく差がつきます。
変化する現代社会のスピードにのる。
SMSやネットの進化は目まぐるしいスピードで変化をし続けています。
これは、ユーザーがより使いやすい、より生活しやすいように変化していて、
より便利になって生活が楽になっていているのです。
頭ごなしに、分からないからしないといった中高年が多くいます。
せっかく便利になっているのに、その恩恵を受けれないでいます。
すこし、勉強すればできることをしない、恥ずかしいとか、若者のツールだからと拒否して、
知識を得る試みもしないでいます。プログラマーやクリエターを今から目指す訳でもありませんので、
小学生、中学生でもできていることです。まずは楽しみながら、興味のあることから始めてみる。
ネットやYouTubeもありますので、スマホの使い方や、パソコンの使い方は無料で丁寧に教えてくれます
。年齢をいい訳にせず、社会がつくりだした、この便利なシステムを楽しみながら活用していきましょう。
さまざまなあなたの知らない情報を手にいれることができます。
コミュニケーション能力を向上させる。
仕事ひとすじで50代までくると、仕事上の付き合いはできるけど、
なかなかパートナーの友人や子供の友達のご両親などと上手くつきあえず、
自分のテリトリーの範囲だけで付き合いをしようとしてしまいます。
新しい第二の人生を始めようと考えているのであれば、新しい出会いをたくさんして、
新しい友人とたくさん知り合うほうが、何かを始めるきっかけが生まれやすいです。
昔からの友人も大切ですが、まずは一歩踏み出してみましょう。
今の時代のコミュニケーションと言えば、SMS、ツイッターやインスタグラムなども始めてみるのも良いことです。
幅広い年齢層とコミュニケーションをとることができます。
もちろん地域の集まりや、サークルやセミナーでも構いません。
注意すべきことは、色々な考えをもった人がいて、様々な価値観があると言うことです。
いままでの会社組織のようにはいきません。相手を尊重することから始まります。
今までの経験や実績などがあるのはわかりますが、相手にとってあなたに魅力がなければ人は
あなたに興味を持ちません。若い子に説教なんかしたら、もう相手にしてくれません。
50代のあなたのコミュニケーション能力を向上させと言うことは、相手を尊重して、
対等に関係をもつということです。
相手はあなたよりも年下の人が多いかもしれません、またあなたほどの経験や実績、
キャリアがないかもしれませんが、
まずは、相手の話をよく聞き、「共感する」こと、「励ます」こと、「慰める」「癒す」ことが必要です。
相手のことを大切に思うだけで人間関係は良くなっていき、
あなたのまわりに人があつまるようになっていきます。
50歳からのいい生き方を始めるには自分と向き合う時間をとって、いままで知らなかったものと出会い
、あたらしい知識を吸収しプライドをある程度おさえつつ、
幅広い年代の人やとストレスなくコミュニケーションをとっていくことからはじめましょう。