

特に40代、50代の中高年の男性に勘違いしていることがあります。いつまでも若者気分がぬけず
わふわとしていて危機感がかなり薄い。
そのくせ、ネットやSNSにはうとくて、時代についていけていません。
バブル世代 の経験
まさに50代の人は若い時にバブル経済を経験していて、その影響から、金銭にたいする危機感や
リスク対策があまりできてなく、目の前のものを衝動的に判断して購入したり、無謀な計画をたてて、
実践しようとします。
同世代への仲間意識も強く、調和を重んじる傾向にあります。また周囲を見渡し、
「まっ、いいか」という意識も強く、ネットやSNSにも抵抗感を持ち学ぼうとしません。
年を重ねるにつれ、キャラクヤー性を失いがちになっています。
ファッションやライフスタイルには強い執着をもっていることから、
自分は従来の50代とは違うという意識をもっています。
新しいものに敏感
若いときに、勢いがあり、何でも出来ると夢を追っかけていた50代は想像力や妄想力は
他の世代にはないものがあります。何が流行っているか、何が流行りそうなのか感覚として感じることができます。
それがいつまでたっても、若者気分につながっつています。
その割りに後発してきたパソコン関係にはついていけない、パソコンが流行りだして、
一般の人にも普及してきたのは50代の人が30代の頃で、乗り遅れた人の多くが抵抗感をもっていて、
ネットショッピングやSNSの利用を敬遠しています。
ご近所意識の人間関係
50代のひとの特徴として、地元意識が強く高校時代や中学時代の友人と今も深い交友関係を持っています。
それ自体は悪くないことですが、わずらわしい人間関係も引きずっていて、なかなか新しい環境になじめず、
新しい世界に飛び込んでいこうとしません。SNSを利用して、自分に無いものを学んだり、
新しい情報を得たりすることが苦手で、SNSやネットを通じて知り合う人に強い警戒心をもつ特徴があります。
ネットが普及した現在では、時代に淘汰される存在になりつつありますが、
地元友人との交流があるぶんだけ、見ないようにしています。
ライフスタイルに固守
少しは仕事関係も落ち着いてきているので、家庭的な行動もあり、パートナーや家族を大事にすることもできます。
料理や買い物、家事なども積極的に手伝い、こだわりを持って料理などを行います。
性格的には50代と言うこともあり温厚になっていますが、裏を返せば保守的に行動することによって、
自分を誤魔化している部分もあります。
家庭的に振る舞い、家庭に奉仕していれば、社会のわずらわしいことに目を向けずに済むと考えている
側面もあります。
本来したいことや、すべき事をあきらめて、努力を怠っているともいえます。
セカンドライフにむけて
50代になって考えるべきこととして、これからの人生をどうすごしていくか?
どのように社会と関わって暮らしていくか? そのことを考えなければいけません。
収入源の確保
老後の年金問題ももうまもなくやってきます。たくさんの蓄えがあるならば、
悠々自適に生活していけますが、余裕がなければ、60代70代も働く必要があります。
今の会社を定年まで勤めあげ退職するのか、早期退職して、今後の人生の収入源を確保するのか、
真剣に考えなければいけません。
身体的にも年を重ねるとリスクが増えてきます。今までのようにはいかなくところもでてきます。
自宅で出来る副業
自宅でできる副業をして、プラスアルファの収入源を確保しておく。
資産の運用方法を見直す。
資産を分散して運用し、リスクを軽減しておく。
身体の健康と維持
肉体的にも衰えてきています。身体を鍛え、免疫力を上げておきましょう。
急に過激なトレーニングは避け、たばこ、酒など、害とされるものは、止めてウォーキングなどを取り入れ、
少しづつ体力をつけていきましょう。
身体を動かすことにより、脳が刺激をうけ、脳内も活性化して記憶力や思考力が向上していきます。
時間の有効に使う。
正直、残された時間はもう多くはない、無駄に時間を過ごすのではなく、やりたかったこと、
やりたいことに注力して行動していきまましょう。
やりたくないことや、必要ないことはどんどん捨てていきましょう。
中高年は時間がない分、結果や成果をすぐに求めてしましますが、
努力していく過程が楽しめるような計画をたてて、目標に近づいていくようにしましょう。
これらの勘違い行動に気づいていない50代男性は少なくありません。
現実をみて、今何が必要かを冷静に見直す必要があります。
若者からみれば、50代はプライドだけが高くて、何もできていないと見られていることを忘れてはいけません。
もしまだまだ若者と同じように、第一線でバリバリ活躍したいのであれば、常に学び、行動し、
謙虚に若者からでも教えをいただき試行錯誤を繰り返し、向上していかねければいけません。