

中高年の転職が決まらない理由に共通する問題点ががあります。
この問題点を解決しないで転職を決めてしまうと、転職したけれど、早期の退職することになってしまいます。
問題点を上手く解決して、転職の成功率をあげましょう。
- 自己アピールができない。
- 若い人を見下してしまう。
- 不満など、すぐに思ったことを口にしてしまう。
- パソコンやスマホが使いこなせない。
- 転職リサーチ力がない。
1、自己アピールができない。
自己アピールが上手くできない人の特徴は長年、1つの会社につとめてきた人に多くみられます。
長年勤めあげた会社では、みんながあなたを「あの人はこう言う人だ。」と理解していて、
あなたかた何かをアピールする必要がなかったり、寡黙に働く実績をみて評価してもらえばいいという
あなたの考えから、自分をアピールする必要がない状況だったからです。
転職におきては、まず採用担当者にあなたをアピールする必要があります。
また配属された部署でも、同じようにこれまでの経験やあなたの知識や存在感をアピールする必要がありまので
自己アピールが苦手な方は、自分の実績や経歴、スキルをまとめ言葉にして苦手意識を克服する必要があります。
2、若い人を見下してしまう。
若い世代を見下してしまう、仕事において年齢は関係ありません。
今の社会は年功序列はもう崩壊しています。知識や頭の回転が速い者が上に立ち、
リーダーシップを発揮してこそ、会社が回っていきます。
中高年の方の中には、そんなことはわかっている、若者が上司にきても大丈夫と言われる方がいますが、
細かな態度など些細なことも注意を払っておかなければなりません。
日ごろから、誰に対しても、同じように敬意を持って接していなければ、
ふとした瞬間に見下したような態度や、同等の立場で接してしまいます。
誰にでも同じように接する習慣をミニつけておきましょう。
3、不満など、すぐに思ったことを口にしてしまう。
人や組織にもそれぞれ考え方が違いがあります。中高年になってくると、知識だけが増えて、
自分の論理から外れるものにたいして、不満などを言ってしまいがちになります。
1歩下がった観点や、俯瞰で物ごとを見るようにしましょう。
卑屈になる必要はありませんが、口に出す前に頭の中で整理して、論理的な思考のもと言葉に出すようにしましょう。
感情的になって、言葉にしてしまうと取り返しのつかないことになることがあります。
まずはネガティブワードを口にしない、面接時に前会社の悪口や、前の上司の悪口を言っても
聞く方も不快になりますし、あなたの評価も下がってしまいます。
ただ「考え方に違いがでてきた。」とか「進む方向性に違和感を覚えた」程度にしておきましょう。
4、パソコンやスマホが使いこなせない。
工場や肉体労働への転職ではあまり必要ないかもしれませんが
一般の会社への転職を考えているのならば、必要ないかもしれませんが、
今どきパソコンやスマホが使いこなせないのは転職においては致命傷になると考えておきましょう。
一般の業務、デスクワークでパソコンやスマホを使わない業務はありません。
いま使いこなせないのであれば、中高年向けのパソコンスクールに行くなり、
誰かに教えてもらってから、転職を考えましょう。
パソコンやスマホはこれからの人生でも普通に必要になってきますので、使えるようになっておきましょう。
5、転職リサーチ力がない。
転職するに、あたり、ハローワークと有名転職サイトを数社みただけでは、転職の成功はしません。
可能かかぎりの手段をつかって貪欲に転職活動を行いましょう。
ハローワークに転職サイトも5-6社登録したり、人材派遣会社や人材紹介会社、知人の紹介など
ありとあらゆるもので自分にあった候補の会社をさがして、履歴書、経歴書を提出しましょう。
ここは惜しみなく努力するところです。
多くの転職候補の会社をみることで転職が成功するかしないかの別れ道になります。
また、候補が決まって、面接まで進むことができても、その会社がどういった社風で、
どのような労働環境なのかもリサーチしておきましょう。入社してから、ブラック企業だったら、
時間を無駄に消費したことになります。まちがっても直に飛びつかず、よく調べた上で入社をきめましょう。
40代 50代の転職は長期化になるか可能性が大きいので、離職前から、時間をとって転職活動を行いましょう。
できれば、転職先が決まってから退職することが望ましいです。