

50代になると、若い頃に考えもしなかた具体的な悩み事が増えてきます。
更にそれを解決していくパワーもとられていくので、仕事どころではないところまで追い込まれたりします。
今までは、家庭をあまりかえりみず仕事だけに没頭してきたので、家族とも向き合う機会が少なく、
いざ話し合いをしても、解決案が見つからず、神経をすり減らしてしまいます。
共存と取捨選択という概念を持って悩みに対峙します。
問題の多くは、現状を維持したままいい解決方法がないかを考えるから答えがなかなか見つからず
、悩みをかかえたまま時間を費やしてしまい、神経をすり減らしてしまいます。
まず、複雑に考えずに問題点を絞り出し簡単にしていくようにすれば精神的に少しは余裕が出てきます。
1、仕事
働き方改革などで、仕事時間が減少し、収入も減ってしまいます。会社の業績が悪くリストラになりました。
自営業で仕事の受注が減少してしまった。などいろいろ問題ができてきます。
収入が減少しているならば、補うしかありません。また生活の見直しをして支出を抑えるように生活を
かえるしかありません。
働き方改革などで、仕事時間が少なくなっているならば、空いている時間で別の収入を得る方法を
考えなければいけません。
副業やバイトをすれば、収入は得ることができます。
リストラになってしまったり、なりそうならば、転職をして新しい職場を探せば良いだけです。
自営業で売り上げが減少しているならば、それも副業やバイトをすれば良いだけです。
単純に言ってしまえばそれだけのことですが、50代に中高年のひとには無駄なプライドや
周りの人の目を気にして、なかなか行動に移せません。
まずは、そのプライドをさっさと捨てて、行動に移すようにしましょう。あなたが思うほど、
まわりはあなたに興味はありません。
早いタイミングで行動に移すほうが、精神的にあとあと楽になってきます。
周りの人に気を使っても、周りの人があなたを助けることはありません。
この先10年、15年を考えるならば、複数の仕事を掛け持ちでやって行く方が安定していると言えます。
会社だけ収入源をたよっていては、50代後半や60代になって倒産やリストラになった場合、
自分の資産を切り崩して生活をしていかなければいかなくなります。
2、健康
50代になってきくると、どんどん老化が進んでいき、目や歯、肌など明らかに老化がわかってきます。
疲れなどんもとれなくなり、高血圧、高血糖、高脂肪など生活病もでてきて、
まだまだ頑張らないといけないという気持ちとのギャップに悩まれる方が多いです。
もちろん50代になったら「死」についても考えなければいけません。
50代の老化は受け入れるしかありません。
どう付き合っていくかを考えて行動することが必要です。
まずたばこやお酒はやめて、適度な運動をしてゆっくり休む、食生活はバランスをとり、
必要ならばサプリメントを飲む。
規則正しい生活をおくる。これらを毎日続ける以外、健康を保つことはできません。
たばこやお酒は止められない、運動は苦手など言っていては健康を保つことはできません。
老化は止めることができません。人体はそのようにできています。
でもスピードを遅くすることは、努力でできます。
3、お金
子供も大きくなって、教育費もそろそろ終わる頃になり始めると、老後に向けて貯金や資産運用に
お金をまわすようにしていきましょう。
また生活水準も出来るだけ落として、支出を減らすようにしていき、住居などの広さを見直し転居を考えましょう。
子供が成人して家庭がぬければ、広い家や、便利な都会に住む必要もありません。
持ち家の人は売却して現金化して資産運用にまわす方が良いでしょう。
賃貸にまわして不労所得的な考え方もありますが、借主が現れない可能性もあります。
そのことを考えると売れるときに売っておく方が良いでしょう。
また、できるだけ貯金などはリスクを分散させて資産運用にまわすように、今からすべきです。
4、親の介護
親が健在なら70-80代で介護が必要になってくる時です。
親を引き取って面倒をみれる環境と資金力があれば、そうすべきです。しかしそうでないのであれば、
親が元気なうちに相談して介護が必要な場合どうするのか家族で話合いをしておく必要があります。
老人ホームもなかなか見つからず困っているという方も多くいますので、
早い時期から探すことをおすすめいたします。
5、自分自身の老後
老後の不安はまずはお金、資金です。収入はなくなっても、年金と合わして生活ができるだけの
貯金や資産があれば不安が軽減されます。
出来るだけ動けるうちに収入をつくり、資産運用して、お金を増やすことに専念するしかありません。
子供に面倒を見てもらえるのであれば、それも解決方法ですが、子供にも子供の生活があります。
あなたと同じ悩みを子供が40代50代にしますが、今よりももっと厳しい状況になるでしょう。
そう考えると、子供の負担をさせることはできません。
自分の老後は自分で解決するしかありません。
50代での、問題解決にはそうとう努力とよく考えた対策が必要ですが、できないことはありません。
物事を簡潔し、複雑化せず、100%の解決よりもむしろ、
共存したり、取捨選択という意識を忘れずにとりくみましょう。