50代 「こじらせ中高年」の特徴

50代の中高年は他の年代とちがう、何か焦りような感覚があり、漠然とした不安に包まれながら、

仕事や生活を送ります。1日が短く感じてしまい、その日の達成感もないまま、毎日を過ごしてしまいます。

「このままでいいのだろうか?」「これからどうしていこうか?」など答えのでない思考を繰り返し、

答えの出る行動を避ける傾向にあります。

どのような思考は50代をこじらせていくのか考えてみましょう。

  • 1、過去の自分と今の自分を比べてします。
  • 2、過去の肩書きや地位にこだわる。
  • 3、自分ルールを押し付けてくる。

1、過去の自分と今の自分を比べてします。

「ピークの時」の過去の自分と今の自分を比べてしまい、思考が停止してしまっています。

若い時の情熱や夢や希望を持っていた時の自分と世間のしくみや限界を知ってしまっている今の自分をくらべて、

どんどん落ち込んでしまっています。

今の自分の能力や置かれている現状を受け入れられず、落ち込んで覇気がなくなり、

負のオーラに包まれていまっています。

過去の自分と今、現在の自分が違うのは当たり前で、今の現状の姿を正しく認識して、

順応することが必要です。

「ピークの時」から年月もたり、体力的にも、容姿的にも変わっています。また自分の周りの人たちも、

あなたより若い人がどんどん増えていきます。

経済的な発展もあり、会社も世間も、あなたの周りの環境はどんどん変わっていきます。

それを受け入れ、良い方向に順応することが、こじらせない方法です。

2、過去の肩書きや地位にこだわる。

あなたの過去の肩書きや地位は長年勤め上げた会社があなたに与えたもので、

世間一般に価値があるものではありません。

長年働いて来た、実績や経験はあなたの価値になる部分はありますが、それも会社内だけのものです。

「肩書き」や「地位」よりもあたたに「何ができる」のかが本当のあなたの価値です。

転職の就職活動では以前の「肩書き」や「地位」も少しは役にたちますが、転職して新しい会社に入れば、

必要ありません。

それよりもあなたの出来ることを具体的に増やしていくことがあなたの価値になります。

例えは国家資格であったり、語学であったり、そのようなものにこだわりをもちましょう。

3、自分ルールを押し付けてくる。

今までの会社でそれなりの地位があり、経験や実績のある人ほど、自分ルールをもち、

それを他者におしつける人も「こしらせ50代」です。一歩会社の外にでれば、

様々な人がざまざまな価値観で生活しています。

自分が居心地のよいルールを他者に押し付けても、あなたの会社でないかぎりあなたのルールに

従う義務はだれもありません。

むしろそんなことを続けていると、みるみる内にあなたの周りから人はいなくなります。

お互いに尊重し合うことが50代からは必要です。

50代で「こじらせて」しまうのは頑固な面や柔軟に対応できない人に多く見られます。

周りの変化にたいして柔軟な対応と、謙虚に相手のことを尊重する人間関係をもつようにしなければ、

周りからは「こじらせ50代」とみられてしまいます。

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