
中高年40代 50代の転職は厳しい現実をつきつけられます。人材募集広告はたくさんありけれど、
たくさんの履歴書や経歴書をつくっていろいろ求人サイトに登録してもなかなか決まらないのが
現実です。まずは自身の正確な分析をして、客観的に自身を見ることが必要です。

冷静に自己分析をしてみてください。
- 1、転職回数多い
- 2、すぐに辞めている仕事が履歴書にいくつかある
- 3、現在、これといったスキルがない
- 4、求人広告をみても、希望の条件に見合う求人が見つからない
- 5、どうしてもやりたい仕事がない
これらにあてはまるようであれば、転職を考えなおす方がよいでしょう。
1、転職回数が多い
転職回数が多いと、企業から採用してもすぐ辞めてしまうのではないかと言う不安があります。長続きしないタイプの人間と思われてしまいます。
2、すぐに辞めている仕事が履歴書にいくつかある
辞めている仕事が履歴書にいくつかあると社内でのトラブル、クライアントとのトラブル等を連想させてしまい敬遠されてしまいます。せめて3-4年は勤めて欲しいです。
3、現在、これといったスキルがない。
眼に見えるようなスキルがあることが望ましいですが、今までなにも仕事をしてこなかった訳でもないので、あなたが表現できないがけです。
これはあなたの経歴をもう一度、精査してみてください。
どんなプロジェクトに参加して、どのような結果に至ったかを担当者は聞きたい訳です。
4、求人広告をみても、希望の条件に見合う求人が見つからない
あなたの理想が、市場価値よりも高いと言うことです。
今持っている、スキルや経験を市場価値に照らし合わせて、待遇や報酬を下げていかなければいけません。
5、どうしてもやりたいが仕事はない
買い手の市場から選ぶ以外、選択肢はありません。
強いこだわりがあるのであれば独立しかありません。
転職市場の現実を見る
各メディアで人材不足といわれて、40-50代にもチャンスがあると言われています。
それはごく一部の突出したスキルをもっている人材であると考えてください。
実際には一般的な企業は20-30代の人材を欲しいと考えています。
40-50代にもなるとそこそこの報酬も用意しないといけないので
企業としても少しがまんしてでも比較的、安価な20-30代が人件費を抑えることができます。
つまり、突出したスキルをもっている人材でないかぎり、転職市場は買い手が有利な市場です。
40代 50代に企業が求めるもの
40代 50代に企業が求めるものは即戦力です。社会なマナー、モラルも含め業務に対する
スキルや、人脈、コミュニケーション能力、指導力、管理能力です。
若手社員の手本になってくれるような人材を起業は求めています。
一般事務職員や営業職を雇うならば、20-30代の体力もあり人件費の安い人材を
企業は求めています。
中高年求職者が厳しい現実を乗り切ために必要なすべきこと
どうしても転職をする必要がある場合は次の点を準備しておく必要があります。
- 1、転職を希望する業界を入念に調べる
- 2、自分の市場価値をしり、高める努力
- 3、人脈つくり
あなたが転職を希望する業界を客観的に観察し、調べる業界の労働平均年齢、同世代の賃金報酬、
必要なスキル、業界自身これからの伸び率や企業の展望。AIの導入、グローバル化によってめまぐるしく
変わっていきます。
自分の人材価値を認識して、スキルの向上、希望する業界内での必要なスキルの取得人脈をつくり、
一般公募からでの転職ではなく知り合いを通じ、転職をするほうが確実に有利です。
40代 50代の転職は簡単ではない。
転職市場を正しく見定め、自分の市場価値を認識し、必要であれば
新たなスキルを取得し、コネクションを使い就職活動を行う。